日本操体学会創設より会長をされていました橋本雄二先生が永眠されました。ご冥福をお祈りさせてもらいます。「橋本雄二先生が監修され長年の間、操体法に親しむ皆さんをまとめ、国内外に操体法を広めて来てくれました。本当に感謝です。これから会長代行として、微力ながら働かせてもらいます。
操体法は橋本敬三氏が体系づけられました。『「人の心身」と「飲食、呼吸、体の働き、心の持ち方、環境」は相関する。』という考え方です。飲食、呼吸、体の動き、心の持ち方はその人個人でしか拘れません。環境には社会生活の中の文化的、伝統的なものも含まれます。
操体法を日常生活の中に組み込みますと個人の健康増進や治療のためにも役立ち、心身のバランスがとれ、地域のそして世界の平和へもつながります。
私どもも、操体の会で「息・食・動・想と環境」をお伝えし生活習慣の変容に向けて、相談させてもらっています。癌の患者さんも操体法に親しんでもらうと随分と元気になる人が多いのですよ。若い人にも日本発の世界への宝物、敬三氏の体系づけた操体法をお伝えしていきたいと思います。皆様の力もお借りしながら。
よろしくお願いします。